ちょんまげの起源【マゲ丸のお話】

熱狂的「髷」フリークの皆様、おこんにちはっ!

今回は「髷」の起源についてコミカルかつ脚色満載で書いていきたいと思います。
(ついに、やっと髷について書きます、いや、書くでござるよ!いざ書き候。)

会話調でご説明させていただくことになりそうなので、登場人物設定をば。

◎マゲ丸:一応武士だけどまだ下っ端
◎ハンサム先輩:マゲ丸の先輩、オシャレ、イケメン

時は平安時代末期。夏。

領主に仕えている下っ端武士のマゲ丸とハンサム先輩。暑さと闘いながら目的地まで歩いています。

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彼らの時代、平安時代は今と同じく夏は35度を平気で超えてしまうような温暖気候だったという説もあります。

私たちは日差しから頭を守るべくオシャレな帽子を被りますが、彼らは刀や矢から身を守るべく、兜を被っていました。当時の兜は約3kg。500mlのミネラルウォーターを6本頭にのせているのと一緒です。わかりづらい。

兜は鉄製です。それはそれは暑かったことでしょう。ムレたことでしょう。がんばれマゲ丸!

そんな彼らの休憩中。

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身を守るモノとはいえ、兜に文句いっぱいのマゲ丸。

一方、暑さを忘れさせるような爽やかイケメン、さすがハンサム先輩。

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マゲ丸「さすが、ハンサム先輩。爽やかだなぁ。かっこいいなぁ。」

ハンサム「ハンサムとはいえ、さすがに拙者も暑い…。この暑さどうにかならないかね。(サワヤカー)」

マゲ丸「ハンサム先輩も暑いんですね!そうは見えなかったです!やっぱ、かっこいいなぁ。」

ハンサム「そりゃあ、暑いよ。もう汗で鎧の中はビッシャビシャだよ?ほうら見てごらん。この股のところなんt・・・」

マゲ丸「この兜がいけないんだ!このぉぉぉおおお!」

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ハンサム「こらこら、マゲ丸。さすがに投げちゃぁいかんよ。兜は黙ってカブットけ。どれだけ遠くに投げれば気が済むのだろうよ。←?」

マゲ丸「ついつい力が入っちゃって…。股の話聴いてませんでした。ごめんなさい。ちょっと取りに行ってきます!」

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マゲ丸「oh…」

ハンサム「割れてしまっているじゃないか。黙って私の股をカブットけって。これは怒られるぞ…。マゲ丸。」

マゲ丸「どうしよう…。あ、ちょっとした戦いがあったことにしよう!そうしよう!うん。」

ハンサム「おっ!こんな時間だ!戻らなくては!急ぐぞ、マゲ丸!はなしをきけ!」

マゲ丸「はいっ!とりあえず被っt・・・」

マゲ丸「これは…!」

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マゲ丸「ヒュュューー!!涼しくて蒸れない!すごいよ!ハンサムせんp・・・」

こうして兜の頭頂部分に通気口がある時代が到来しました!

こんな経緯(少し違いますが)で兜の通気性を確保した平安時代の武士たち。

彼らの知的探究心は尽きません。

ハンサムは更に快適に夏を過ごす方法に、気づいていたのです。

それは…。

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そう、「もはやここ剃っちゃおうかな」です。

兜に穴が開いているだけでこの快適さです。頭頂部の髪の毛を無くしてしまえば、それは当然更に涼しくなることでしょう。

ハンサムが気にする点はただ一つ。

「はたしてかっこいいのだろうか」

ということです。

時代の先取りには常に「え?これ、かっこいいの?大丈夫?」が付きまといます。お洒落ハンサム、天賦の才でこの感覚を持っていました。

「きっとイケるはず…。やるしかない…。」

…。

翌日。

マゲ丸「今日も暑いですが、兜の穴のおかげで以前よりは快適ですねー!そういえばハンサム先輩、いつも以上に涼しそうですね!」

ハンサム「まあな。快適さと最先端のやんごとなきオシャレを取り入れ、パイオニアの第一歩を踏み出したからな。」

マゲ丸「?(何言ってるんだこの人…)」

ハンサム「見よ!マゲ丸!!!」

バーーーーーーーン!

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マゲ丸「KAKKEEEEEEEEEEEE!!!!HANSAMU!!!」

ハンサム「だ、だだだだだろう?(よかった…)」

マゲ丸「さすが先輩っす!オレもやります!」

ハンサム「マゲ丸にこの最先端が似合うかな?」

マゲ丸「さっそくやっちゃいます!」

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ハンサム「KAKKEEEEEEEEEEEE!!!フゥゥゥウゥウー!!」

マゲ丸「やったー!」

ハンサム「かっこよくて涼しいなんてSAIKOだよね!」

マゲ丸「ちょっと横の髪が邪魔に感じるので束ねちゃいますね」

ハンサム「おk」

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ハンサム「え、ちょっと待て、超ヤバイ。超かっこえぇ。」

マゲ丸「本当ですか!やったー!」

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こうして「マゲ」という文化が生まれましたとさ!(私見も多く含んでいるので信じすぎないでください)

では、「ちょんまげ」の「ちょん」とは?

そもそも「ちょんまげ」は「丁髷」と書きます。

この「丁(ちょん)」という字ですが、もともとはこの字ではなく「ゝ(ちょん)」であり、この字体と髷の結った形が似ていることから「ゝ髷」。その当て字バージョンが「丁髷」という説が有力視されているようです。

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